
4月になり、新しい年度も始まって来ましたね。
私も、3年生になり、1〜2年生が通う駒場キャンパスから、
赤門のある本郷キャンパスに移ってきました。
本郷キャンパスは、歴史が長い分、
木も大きくて建物の構えもどっしりしており、
深みのある落ち着いた雰囲気です。
いまさらながら
「あー自分は東京大学に通っているんだなぁ」と感じております(笑)
さてさて、今日は英作文について。
みなさん、英作文ってどうやって勉強しているでしょうか。
特に、塾などに通っていないで、
基本的に参考書などで独学を進めている受験生の方にとっては、
英作文の勉強の仕方は一番の悩みどころなのではないでしょうか。
なぜかって、
英作文の答えは一つではないから。
模範解答を見て、自分の答えと違う場合、
「え〜〜〜私のこの解答じゃダメなわけ〜??」と言いたくなることも多いのではないでしょうか。
また、逆に
「うん!これは解答と違うけど、文法的に絶対あってるはずだから
これはこれで正解だよね☆」と勝手に正解にしてしまうのも問題。
みんな自分で書いているものには自信があるので、
自分で自分の間違いをみつけるのは難しいのです。
ではどうするか。
独学で勉強している人も、
英作文は必ずだれかに添削してもらうこと!!!学校の英語の先生でもよし、塾に行っているなら塾の先生でもよし。
まわりに添削してくれる人がいないなら、
英作文だけは通信教育に入って添削してもらってもよいでしょう。
自分の英語の「クセ」には自分では気付きません。だれか、自分の英語の「クセ」を指摘してくれる人に、
添削を頼んでください。
塾で課題が与えられていたり、通信教育に入っている場合では、
英作文の問題が手元にあるのでやりやすいと思うのですが、
学校の先生や知り合いなどに添削を頼む場合、
なにか自分で英作文の問題をみつけてやってみて、それを見てもらわなければなりません。
そういう場合に使えるのが、この「[実践編]英作文のトレーニング」です。
様々なパターンの、良質な英作文の問題が載っています。
英作文の問題集、しかもある程度レベルの高いものは、
あまり市販ではないので、
この問題集は貴重だと思います。
英作文、だれかに添削してもらいながら自分で勉強するって人には
オススメです。
ただ、この問題集にもちょっと難点が。
それは、
「こんな言い回し、自分では思いつかないでしょ〜」っていう模範解答が多いこと。
これは、非常に危険なことです。
なぜなら、英作文の鉄則は
自信を持てる表現で書くことだから。
英作文は、内容により採点方法は違いますが、
どんな問題であれ
スペルミス、文法のミスなどは必ず減点対象になります。
だから、簡単な英語でなら書けるけど、もっとシャレた表現使いたいなぁ
とか思ってスペルや用法があやふやな表現を使って
間違えたとすると、
間違えた部分がしっかり減点されるので、
ものすご〜〜〜くもったいないことになるのです。
できる限り、簡単でもいいので自信をもって使える英語表現で英作文を書くことをオススメします。
シャレた表現を使うのは、間違えないようになってからです。
また、私たちはどうしても、
読める英語と書ける英語には、差がありますたとえば、日本語でも、
新書とかで少し難しめの文章を読むことはできても、
それが書けるかっていわれれば、「それはムリだわ」と思いますよね。
英語の場合は、これまで英語の勉強で、
読んできた英語の量と、書いてきた英語の量に差があるから、
なおさらなのです。
まずは、このことを自覚することが大切です。
その上で、書ける英語のレベルを上げていくとよいと思います。
英語を読んでいて、「これは使える!」と思った表現があったら、
ノートに書き込んだりするといいですよ。
単語やイディオムはもちろん、言い回し、というのはなかなか大切です。
「ほーこんな風に使えるのか!」
と思ったら、なにかノートにまとめておくのもよいでしょう。
そうやって、自分が自信を持って使える英語の幅を広げていくことが
大切ですよ☆
・人に自分の英語を見てもう
・自信のある表現を使って書く
・書ける英語のレベルを上げるこの三つ、ぜひ意識して勉強してみてくださいね♪